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このブログで紹介している写真 文章 動画等の著作は当管理人の著作です
無断での転記 複製等は 一切禁止いたします。
※更新は週1回水曜以降です
☆ななつ星・四季島・瑞風にも乗りました!
【取材歴・写真提供】
・2014年 ぶよう堂 カレンダー 写真提供
・2015年 TBSあさチャン! ななつ星の取材
・2017年4月 日経新聞日曜版 ななつ星の取材
・2018年 飛鳥出版 最新グルメ&リゾート列車ガイドにオバ鉄のインタビュー&列車の写真が掲載されました!
↓


- 東武鉄道SL大樹展望車に乗りました(05/30)
- 東武鉄道下今市機関区で方向転換を見た!!(05/23)
- さよなら651系特急草津4号(05/16)
- さよならE2系たにがわ・超快速スノーラビット(05/09)
- 試運転の新幹線用高速運転試験車ALFA-Xを見た!!(05/02)
- 糸魚川ジオステーションジオパル(04/25)
- 大糸線 非電化区間に乗る (04/18)
- 磐越西線旧中山宿駅跡・吾妻小富士(04/11)
- 大人の休日倶楽部パスで行く北海道 タウシュベツ川橋梁(04/04)
- 大人の休日倶楽部パスで行く北海道 森のトロッコ鉄道 (03/28)
東武鉄道SL大樹展望車に乗りました
2023.05.30(13:43)
東武鉄道SL大樹展望車に乗りました(第789回)
2022年9月17日 オバ鉄は1人東武鉄道下今市駅4番線で
13時01分発鬼怒川温泉行きSL大樹5号の入線を待っています。

乗車するのは2号車。
2021年に導入された展望車です。

JR四国から譲受けた12系客車を展望車としてリニューアルしたもので、
ぶどう色客車編成「オハテ12-1」と
青色客車編成「オハテ12-2」の2両です。
本日は青色客車編成「オハテ12-2」が連結されていました。

さぁ展望車に乗り込みましょう。

改造銘板が掲げられていて
総合車両製作所・日本電装・札幌交通機械の社名が記されていました。

客室内はSLが活躍していた
昭和30年代をイメージして改造されたそうで、

開閉可能な側窓、ボックスシートとテーブル、

そして車両の一部に開放型展望デッキが設置されています。

展望車座席は指定席となっていますが、
展望デッキ内のベンチは自由に利用できます。

動画もあります
↓
13時01分 汽笛一声、SL大樹は下今市駅を発車。
大勢の人が手を振って見送ってくれます。
日光線と分かれ、右に大きくカーブすると
大谷川に架かる鉄橋を渡り、

本日は天候に恵まれているせいか
日光連山の山並みがよく見えました。
沿線でSL大樹の写真を撮ろうと待機している
鉄道ファンの方が手を振ってくれて嬉しいですね。

オバ鉄は座席に着かず、ずっと展望デッキに居たのですが、
SLの石炭の燃える匂いを嗅ぎ、
肌で風を感じ、汽笛の音を聞き、五感でSLの息づかいを感じ楽しんでいました。
ちょうど掘割の区間を走行している時です。
展望デッキからビデオ撮影をしていたら、
黒い煙がオバ鉄を通り過ぎて行きました。
と、その瞬間、左目に激痛が走り、目を開けることができません。
SLの黒い煙は燃料の不完全燃焼で
燃え切らなかった石炭のカスが煙突から水蒸気と共に排出されているそうです。
「石炭のカスが目に入ってしまった…」と直感しました。
そういえばSLの機関士と機関助士の方は
防塞ゴーグルを装着してましたっけ…。
涙とともに石炭のカスが流れ出てくれたから、
軽症で済んだけれど、角膜を傷つけたら大変でした。
皆さん、SLに乗車する際は窓から顔を出さないように
くれぐれも気をつけて下さいね。
約36分で終点の鬼怒川温泉駅に到着。

駅に着いて蒸気機関車をよく見ると
いつもの「カニ目」のC11形207号機じゃありません。

この機関車は江若鉄道(滋賀県)という私鉄が
昭和22年に発注した国産蒸気機関車だそうです。
乗客を降ろし客車を切り離したSL大樹は
鬼怒川温泉駅転車台へと向かって行きました。

ホームを歩いているとホームに様々な形の目印が付いていて、
これは停止位置目標のサインかな?

列車をホームに停止させるときの目標となる目印なんですけど、
「JR」っていうのもあって面白いですね。
改札口でダンナ様と合流。

駅を出るとおもてなし向上委員会の方が出迎えてくれました。

ホテルに着いて娘とモリゾーくん達と再会。

ラウンジでティータイムをし温泉に浸かりました。
オバ鉄のインタビュー&列車の写真が掲載されました!
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東武鉄道下今市機関区で方向転換を見た!!
2023.05.23(10:20)
東武鉄道下今市機関区で方向転換を見た!!(第788回)
2022年 8月の夏休み家族旅行から戻って来て
体調を崩したダンナ様。
そんな時は温泉1泊旅行に出掛けるのが一番!!
ということで毎度お馴染みの鬼怒川温泉1泊旅行とあいなりました。
9月17日 東武鉄道下今市駅前で車から降りたのはオバ鉄一人。

ダンナ様と娘は川治温泉の日帰り入浴施設へ車で向かいました。
(鉄系息子はJR川崎駅へ撮り鉄に行きました。)
下今市駅へ入った途端、
1720系デラックスロマンスカーカラーリングスペーシアが浅草駅へと発車してしまい、
もう少し早く着いていればと後悔先に立たず!!

すると106編成日光詣スペーシアが入ってきて
下今市駅は日光線・鬼怒川線のターミナル駅だけあり、
鉄道ファンの目を楽しませてくれます。

そしてもうひとつ鉄道ファンを喜ばせてくれる
SL大樹2号が鬼怒川温泉駅からやって来ました。


SL大樹2号は下今市駅に到着すると
乗客を降ろしてから一旦本線の浅草方へと移動します。

そこからバック運転で留置線へ進入、

一旦停車

客車を切り離します。

SL大樹と車掌車は引き上げ線へと向かい、

"転車台へ向かいます

バック運転で転車台に載ります。

動画もあります
↓
オバ鉄は鬼怒川温泉駅転車台広場での
方向転換作業を何度か見学していますが、
下今市機関区の方向転換作業は今回が初めて。
鬼怒川温泉駅転車台広場はギャラリーが多くて
ちょっと見づらいんですが、
こちらは見物客が少なくて
見学するなら下今市機関区の転車台をオススメします。
方向転換をしたSL大樹は

あららっ機回し線を通って
3番機関庫へ入庫してしまいました。

排炭、給炭、給水作業を行うんですかね。
機関庫でしばし休息

オバ鉄は下今市13時01分発鬼怒川温泉行き
SL大樹5号に乗車するためこの駅に来ました。
2021年 東武鉄道はJR四国から譲受た12系客車を
展望車としてリニューアルし、
SL大樹の客車として新たに仲間入りさせたのです。
SLの展望車から望む沿線の景色とはどういうものか
体感してみたいと思った次第です。
(ところが、アクシデントと申しましょうか、予期せぬ誤算がありもう展望車は懲り懲りです。その顛末は次回で…)
そうこうしているうちにSL大樹が3番庫から出庫しました。

転車台にて方向転換し、留置線に停車していた客車を連結。

バック運転で浅草方本線へと進入して、
さぁいよいよSL大樹5号が下今市駅へ入線して来ます。
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さよなら651系特急草津4号
2023.05.16(13:40)
さよなら651系特急草津4号 (第787回)
2023年3月18日のダイヤ改正の前日。
この日で定期運用を終える列車に乗車する日帰りツアーに参加。
上越新幹線E2系たにがわの次は、北越急行ほくほく線超快速スノーラビットのラストランに乗車。
越後湯沢駅を定刻通り発車した超快速スノーラビットは、
ほくほく線の起点である六日町駅までJR東日本の上越線を走ります。
六日町駅のホームでは北越急行の社員が横断幕を掲げて
最後の勇姿を見送っていました。

六日町駅からはほくほく線に入り、
列車はグングンとスピードを上げていきます。
ほくほく線内で110km/hで運転できるのも本日まで。
明日からは95km/hとなり、
全列車が各駅停車となってしまって寂しいですね。
全長10,472mの赤倉トンネル内にある美佐島駅を通過すると、
JR東日本飯山線との接続駅十日町駅に到着。
赤倉トンネル内の美佐島駅

十日町駅

十日町駅のホームでは白い制服を着た駅長さんが手を振ってくれました。
やがてほくほく線はJR信越本線と合流。

直江津駅からはえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインに入り、
約1時間27分で終点新井駅に着きました。
直江津駅

次は終点新井

えちごトキめき鉄道新井駅

8年間お疲れ様でした超快速スノーラビット!!
ツアー一行は上越妙高駅に戻り、
北陸新幹線にて軽井沢駅に移動。
軽井沢駅から観光バスに乗り換えて
群馬県長野原町にある長野原草津口駅へ向かいます。
途中、群馬県中之条町の登録有形文化財
旧太子駅の遺構を見学しました。

ホッパー跡

長野原草津口駅では特急草津4号はすでに入線済みでした。

651系1000番台特急草津号のラストランというだけあり、
超快速スノーラビットを上回る鉄道ファンの数でした。

指定席は完売だそうです。
この車両は川崎重工業が平成4年に製造したもので、
奇しくも鉄系息子と同い年でした。

鉄系息子は言葉が遅い子で「一語文」も話せなかったのですが、
「スーパーひたち」と「のぞみ」だけは喋れました。
よく彼と茨城県取手市利根川に架かる
利根川橋梁に651系特急スーパーひたちを見に行ったものです。
「タキシードボディのすごいヤツ」は私の脳裏に焼き付いています。
車体側面の行先表示が方向幕っていうのも、
鉄道ファンには堪りません。

動画もあります
↓
ちなみにトイレは循環式で洗浄するのにペダルを踏むのも
ある意味貴重な体験です。

ツアー一行は普通指定席に着座。

車掌さんが指定席特急券に記念スタンプを押してくれて、
心に残る思い出となりました。

約2時間26分 終着上野駅に到着。

16番線には真っ直ぐ歩けないほど鉄道ファンでごった返し、
651系の人気の高さがうかがえました。

ありがとう651系!!
そしてお疲れ様でした。
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さよならE2系たにがわ・超快速スノーラビット
2023.05.09(13:37)
さよならE2系たにがわ・超快速スノーラビット(第786回)
2023年3月18日のダイヤ改正前日。
この日で定期運用から撤退する上越新幹線E2系たにがわ、
北越急行ほくほく線超快速スノーラビット、
651系特急草津に乗車するびゅーツーリズム&セールスの日帰りツアーに参加しました。
まずは東京駅からE2系たにがわ401号ガーラ湯沢行きに乗車。


401号はE2系1000番台J61編成でした。


ロゴマークは青森りんごをモチーフにしたこのマーク。

オバ鉄にとってE2系というと東北新幹線八戸延伸開業時の
「はやて」です。
正直E2系たにがわに乗るのは今回が初めてかも…。
いつもE4系Maxたにがわに乗っていたような気がします。
E2系の中に足を踏み入れるとデッキ、トイレ、普通席、
グリーン席と懐かしい思い出がいっぱいで
朝からちょっと感傷的になっちゃいました。
デッキ及び通路

多目的トイレ

普通指定席

グリーン車

8時05分 越後湯沢駅に到着。
ツアー一行はホームでE2系たにがわを見送りました。

越後湯沢駅在来線乗り換え改札口で注意事項等を受けた後、
9時14分発の超快速スノーラビットが発車するまで自由時間となります。
JR東日本越後湯沢駅在来線 乗り換え改札口

何故1時間も前に越後湯沢駅に着いたのか…。
それは、超快速スノーラビットは2両編成の完全自由席。
ラストランに鉄道ファンが殺到するかもしれないということで、
確実に着席できるように早目に乗車口に並ぶためでした。
自由行動となった途端、
北越急行ほくほく線の0番線に駆け込む鉄道ファンもいました。

0番線に向かうともう先頭車側の乗車口には10人ほど並んでいて
オバ鉄は最後尾の乗車口に並びました。
気温4度の越後湯沢駅のホームは寒さが身に染みましたが、
825Mが到着し、折り返し3830M超快速スノーラビット新井行きとなったので助かりました。

オバ鉄は3830Mに乗車するのはこれが最初で最後。
車体側面の行き先表示「超快速スノーラビット」の文字もこれで見納めです。


動画もあります
↓
車内に入るとあら意外にもガラガラ。

オバ鉄は着席せず最後尾からビデオ撮りすることに決めました。

発車10分前になると車内は鉄道ファンで溢れ、
やはり早目に来て正解でしたね。
多くの鉄道ファンを乗せた超快速スノーラビットは
9時14分 越後湯沢駅を出発します。

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試運転の新幹線用高速運転試験車ALFA-Xを見た!!
2023.05.02(14:03)
試運転の新幹線用高速運転試験車ALFA-Xを見た!!(第785回)
青森県三沢市にある青森文化を体験する宿
星野リゾート青森屋。
青森文化にまったく興味の無いダンナ様ですが、
何故か青森屋をとても気に入っていて家族でまた泊まりに行くことになりました。
2022年11月19日 東北新幹線E5はやぶさで八戸駅に降り立ったオバ鉄ファミリー。

あらっ今年で東北新幹線が八戸まで延伸されて
20周年を迎えたそうです。

あれから20年も経つなんて感慨深いです。
鉄系息子なんて小学生だったんですからね。
JR八戸駅前でレンタカーを借り向かった先が、
名古屋のブロ友様オススメの蕪島。

蕪島は種差海岸の最北にあり、ウミネコの繁殖地として
国の天然記念物に指定されています。
オバ鉄の姉夫婦は約40年前に転勤で
八戸市内に住んでいて何度か遊びに行きました。
が、しかし、蕪島は爆弾投下があるから連れて行ってもらえませんでした。
「一度は訪問してみるべき…」とブロ友様の助言もあり、
訪れてみたんですが…
えっ?!ウミネコがいない?
蕪島には年中無休でウミネコがいると思いきや、
2月の末頃から蕪島に現れ、
8月の中頃には子育てを終えてこの島から旅立ってしまうそうです。

(知らなかった…。)
糞避けのための貸し出し傘が設けられてますけど空しい…。

まぁせっかく来たんですから蕪島神社にお参りしましょう。
蕪島神社本殿

神社の石段に「東日本大震災津波浸水高」と記された
プレートがありました。

震災の時、蕪島にも津波が押し寄せ浸水深は最大で5.3mに達したそうです。
本殿に参拝し記念に開運のお守りを購入し、ホテルに向かいました。
ウミネコには会えなかったけど、
ホテルのエントランスでポニーに遭遇!!

まぁ今回はポニーちゃんで我慢しましょう。
青森屋というとりんご灯篭がインスタ映えすると大人気で
皆さんスマホで撮ってましたね。

あれれ…? あの巨大なガチャガチャは何ですか…?

近づいてみるとカプセルの中身はりんごです!!
今時はなんでもガチャですが、
りんごガチャガチャとはグッドアイデアです。
1回200円と高額にもかかわらず
皆さんチャレンジして楽しそうでした。
りんごガチャガチャも奇抜ですが、
その上をいくのが
「りんごジュースが出る蛇口」!!

愛媛県の松山空港に「みかんジュースが出る蛇口」があって
こちらはコップ1杯350円の有料ですが、
「りんごジュースが出る蛇口」はウェルカムドリンクなので何杯飲んでも無料!!
太っ腹です。
星野リゾート青森屋のコンセプトは365日お祭り気分。
本館1階「じゃわめぐ広場」でクレーンゲームに
心じゃわめいてしまったダンナ様。
シマエナガのぬいぐるみをゲットしてきて、
「これ、どうやって持って帰るの?」と
鉄系息子に白い目で見られていました。

ちなみに「じゃわめぐ」とは、
津軽弁で「血が騒ぐ」という意味です。
翌日、八戸駅からE5系はやぶさに乗って帰ります。
12番線に向かうと目の前に見たこともない新幹線が停車しているではありませんか!!

JR東日本新幹線用高速運転試験電車E956形-1 S13編成ALFA-Xでした。


動画もあります
↓
1号車の鼻の長さは約16メートル。

E5系は約15メートルなので1mも長いんです。
それと1号車の鼻の形状はE5系より丸みをそぎ落としたような
スタイリッシュな形でカッコよかったです。
行先表示は試運転

8号車がグランクラスになっていたみたいでした。

ウミネコの開運を引き寄せることはできませんでしたが、
鉄道の開運は引き寄せることができた八戸の旅でした。
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糸魚川ジオステーションジオパル
2023.04.25(13:31)
糸魚川ジオステーションジオパル(第784回)
2022年8月13日 オバ鉄親子は大糸線南小谷駅から
JR西日本の425D普通糸魚川行きに乗車。
南小谷駅を発車すると列車は姫川渓谷を縫うように走って行きます。
NHKのブラタモリを視聴していると「糸静線」なるフレーズが頻繁に出てきます。
糸魚川静岡構造線は大断層線かつ地質境界線ですが、
姫川に沿ってほぼ南北に走っているそうで、
何故かロマンを感じてしまいます。
長野県と新潟県の県境付近に位置する
糸魚川市の平岩駅を過ぎると
この路線の一番地形が険しい区間となり、
制限速度も25km/h以下のノロノロ運転になります。

この区間のほとんどがトンネルとスノーシェッドの連続で
平岩ー小滝駅間スノーシェッド

よくこの急峻な山と断崖絶壁の谷部に鉄路を敷設したものだと
先人の苦労に思いを馳せました。
スノーシェッドの連続

平岩駅を出発して約14分。
第5下姫川橋梁を渡ると次駅の小滝駅に到着です。
第5下姫川橋梁

小滝駅

この日の天気予報は雨だったんですが、
予報がはずれてピッカピカの晴れ!!
青空の下絶景を強く記憶に留めておくことができ神様に感謝です。
非電化区間で唯一の列車交換駅根知駅で
南小谷駅行きの428Dと行き違いです。

あら、こちらはキハ120形300番台2両編成でした。

南小谷駅を発車して約1時間で
終点糸魚川駅に着きました。
糸魚川駅が見えてきた

糸魚川駅ホーム

4番線の駅名標はJR西日本仕様ではなく
えちごトキめき鉄道のデザインでした。

糸魚川市といえば世界有数のヒスイの産地。
駅改札内にヒスイの勾玉のモニュメントが設置されています。

オバ鉄親子はダンナ様と糸魚川駅アルプス口にある
糸魚川ジオステーションジオパルで待ち合わせ。
糸魚川駅アルプス口の赤レンガのモニュメント

糸魚川ジオステーションジオパル

4年ぶりのジオパル訪問ですが、
あらっ寝台特急トワイライトエクスプレス再現車両のコーナーってありましたっけ?

2016年12月に発生した糸魚川市駅北大火。
この大規模火災により約4万平方メートルが焼損しました。
糸魚川市は駅北大火から復興に向けた駅周辺のにぎわい創出を図るため、
トワイライトエクスプレス再現車両の展示を
2020年8月より開始しています。
JR西日本から譲り受けた備品を活用し、
「展望A個室スイート」と「食堂車」の一部を再現しています。
奥が展望A個室スイート

食堂車

動画もあります
↓
糸魚川市観光協会では
各店舗からケータリングされた料理を
食堂車でいただくことができるサービスを行っているそうです。
この機会に利用なさってみてはいかがでしょうか。
糸魚川市から宿泊地の松本市に戻り、
松本市を訪れると必ず立ち寄る駅前の純喫茶
珈琲美学アベでティータイム。
カフェオーレをオーダーすると
目の前でコーヒーとミルクを注ぐパフォーマンスを見せてくれます。

我家のモリゾー三兄弟もアイスオーレを飲み満足した様子でした。

家族揃って楽しい夏休みを過ごしました。
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大糸線 非電化区間に乗る
2023.04.18(13:32)
大糸線 非電化区間に乗る (第783回)
2022年の夏休み。
オバ鉄ファミリーは車で毎度お馴染みの松本・高山市に出掛けました。
東京方面から松本市へのアクセスは中央自動車道から
長野自動車道を利用するのが一般的ですが、
オバ鉄ファミリーはいつも関越自動車道から上信越自動車道を経由します。
長野県坂城町の日帰り温泉でまったりとして、
いつもなら姨捨サービスエリアに向かうのですが、
今回はしなの鉄道坂城駅に立ち寄りました。

坂城駅前広場にはかつて旧国鉄信越本線で活躍し、
その後、JR、しなの鉄道で運行された
国鉄急行形電車169系S51編成が静態保存されています。

懐かしの湘南色の169系は保存状態もよく、
169系ファンの方には一見の価値ありです。

オバ鉄ファミリーは姨捨サービスエリア
(写真はサービスエリアから望んだ善光寺平。百日紅の花が満開でした。)
を経由し本日の宿泊地松本市に移動しました。
百日紅の花と善光寺平

翌日は言わずもがなの岐阜県高山市で食べ歩き!!
我家のモリゾー三兄弟を連れて行きました。
高山名物みたらし団子

桃ジュース

そして8月13日 やって来ました
長野県小谷村 大糸線南小谷駅。

本日はオバ鉄親子の2人でJR西日本の南小谷ー糸魚川駅間を乗車します。
駅舎内に入ると、あらっ珍しいみどりの窓口があります。

JR東日本管内ではコスト削減のため
「みどりの窓口」が続々と閉鎖されているんですけどね。
まあ一応南小谷駅は特急列車が停車する駅ではありますけど…。
それならばと券売機ではなくみどりの窓口で乗車券を購入いたしましょう。
南小谷ー糸魚川乗車券(680円)

改札内に入ると駅名標には
長野県のマスコットキャラクター「アルクマ」くんがデザインされていて可愛い!!(≧▽≦)

南小谷駅はJR東日本長野支社が構内施設を保有し、
直流1500Vで電化されています。

大糸線は長野県松本市松本駅から
新潟県糸魚川市の糸魚川駅を結ぶ路線ですが、
松本ー南小谷駅間はJR東日本の管轄にて直流1500Vで電化され、
南小谷ー糸魚川駅間はJR西日本の管轄で非電化となっています。
本年、JR西日本は赤字ローカル線を公表し、
大糸線の赤字は年間6億円超に上り、
単独での維持は難しいとしています。
鉄路での存続が危ぶまれる大糸線の非電化路線。
オバ鉄はこの非電化路線の車窓が大好きで廃止になる前に
もう一度この目に焼き付けようと思い乗車を計画しました。
清流姫川

3番線にJR西日本キハ120形0番台気動車が1両編成で到着。

キハ120形気動車に乗るのは関西本線以来2年ぶりで懐かしいです。
キハ120形0番台車内

0番台はロングシートなんですね。
ちなみに安心のトイレ付きです。
動画もあります
↓
この車両はJR西日本の後藤総合車両所(鳥取県米子市)で
平成5年に製造されたようです。

10時04分 425D普通糸魚川行きが南小谷駅を発車。
駅を出発して約600mほど走行すると
進行方向右側に社界を示す標柱がありました。

南小谷駅から3つ目の平岩駅から次の小滝駅までの6.8kmの区間は、
非電化路線のなかでも特に地形が険しくなり、
制限速度が25km/hのノロノロ運転になります。
平岩駅

列車は姫川を二度渡ると達磨山トンネルに入ります。

オバ鉄のインタビュー&列車の写真が掲載されました!
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磐越西線旧中山宿駅跡・吾妻小富士
2023.04.11(13:46)
磐越西線旧中山宿駅跡・吾妻小富士 (第782回)
2022年7月16日 鉄系息子が性懲りもなく
マイカーで磐梯吾妻スカイラインをリベンジしたいと申すので、
(2018年7月にチャレンジするも台風12号が上陸し大雨で断念。
結局奥羽本線の峠駅を訪問しました。)
飯坂温泉1泊旅行を兼ねてチャレンジするも、
またもや低気圧の通過で大雨ですよ。
もう磐梯吾妻スカイラインは呪われているからいい加減に諦めたら!!
まぁお陰で私はまた鉄ネタを提供してもらって有り難いですけど…。
と、そう言う訳でやって来たのは
福島県郡山市熱海町にある
JR東日本磐越西線のスイッチバックの駅であった
旧中山宿駅跡。

国鉄時代 中山宿ー上戸駅間にある
中山峠は最大25パーミルの勾配が続く難所で
旧中山宿駅においてスイッチバックをし、急勾配を越えていました。
1997年3月にスイッチバックを廃止し、
中山宿駅も800mほど会津若松寄りの本線上に移転となったのです。
2015年「ふくしまデスティネーションキャンペーン」に際し、
地元が鉄道遺産としてホームや駅名標、
説明看板を整備して現在旧中山宿駅は見学可能となっています。
旧中山宿駅ホーム

旧中山宿駅歴史説明看板


貨物の取り扱いもあったせいか、
長いホームが続き、途中保線用車両の車庫と思われる建物もありました。

その車庫から本線に向かう線路がのびていて、
左側の築堤上にあるのが、
現在の磐越西線の本線です。
本線へ向かう線路

左側に現在の磐越西線の本線

往時の姿が偲ばれる旧中山宿駅跡でした。
動画もあります
↓
旧中山宿駅跡から日本で4番目に広い湖
猪苗代湖へ移動。

猪苗代湖と聞くと鉄道ファンの皆様なら、
「ああ~あそこの駅ね」とすぐに察しがつく
あの臨時駅に行ってみました。
国道49号沿いにありました
「ようこそ猪苗代湖畔駅」の看板。

そのお隣の栄光の女神像の揮毫は
岸信介となってますが、
元内閣総理大臣の岸信介氏なんでしょうかね…。
草むらの小道を歩いて行くと、
駅舎らしき建物があったんですが、
ホームに通じる通路入り口にはロープが張られて
残念ながら行くことは出来ませんでした。
猪苗代湖畔駅舎?

猪苗代湖畔駅は夏期のみ営業する臨時駅でしたが、
2007年以降は営業を行っておらず、営業休止状態。
鉄道ファンの間ではいつ廃止になってもおかしくないと
ささやかれていますがどうなるでしょうかね。
さて、そろそろお腹が空いてきました。
予定では磐梯吾妻スカイラインの
浄土平のレストハウスで昼食だったんですが…。
オバ鉄の鶴の一声
「郡山市と言えばフルーツピークスでしょ」
と言うことで、フルーツピークス郡山コスモス通り店で
ランチをいただくことにしました。

オバ鉄がオーダーしたのは
「果物屋さんのフルーツカッペリーニ」。

オレンジ風味の冷静パスタでフルーツ
(ドラゴンフルーツ・キウイ・スイカ・グレープフルーツ・パイナップル・さくらんぼ・オレンジ)の
甘みと酸味が絶妙で美味しかったです( *´艸`)
そして娘がオーダーしたのは
「まるごと桃パフェ」。

甘くてジューシーな桃をまるごと1個使用した贅沢なパフェ!!
見ているだけで幸せな気分になれましたヽ(^o^)丿
鉄ネタを補給し、フルーツたっぷりスペシャルパフェまで堪能し、
大雨で却って得をしてしまったオバ鉄ファミリーは、
福島県福島市の飯坂温泉で身体を癒しました。
飯坂温泉駅

翌17日 本日の天気予報も曇りのち雨。
駄目元で磐梯吾妻スカイライン経由で帰ることにしたんですが、
予想通りの濃霧で一寸先も見えない状態!!
浄土平レストハウスにトイレ休憩で立ち寄ったところ、
なんと浄土平だけ晴れていて
こんなことってあり?
トイレ休憩から戻ると
鉄系息子が吾妻小富士に登りたいって
えっ!!マジですかー!!( ゚Д゚)
吾妻小富士

結局息子とオバ鉄夫婦の3人で登ることになりました。
浄土平の標高は1580m。
吾妻小富士の標高は1707mで標高差は127mあります。
登ると言っても登山道は福島県産カラマツ材を使用した
木製階段で整備されているのでとても歩きやすく
非力なオバ鉄でも15分ほどで火口壁まで到達出来ました。

火口壁から直径約500mすり鉢状の火口を見渡せて圧巻でしたね。

登ってきた甲斐があり、鉄系息子に感謝です。
火口壁からは浄土平と噴煙を上げる一切経山も眺められ、
大パノラマを堪能して帰宅しました。
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大人の休日倶楽部パスで行く北海道 タウシュベツ川橋梁
2023.04.04(10:44)
大人の休日倶楽部パスで行く北海道 タウシュベツ川橋梁 (第781回)
タウシュベツ川橋梁は北海道上士幌町の人造ダム湖
糠平湖にある旧国鉄士幌線のコンクリート製アーチ橋。
全長130m11連のアーチ橋は
古代ローマの遺跡を思わせる美しい姿をしていますが、
糠平湖は発電用ダムであるため、水位が劇的に変化し
ダムの水が少ない秋から冬は姿を現わし、
水位が上昇する夏頃には湖底に沈みます。
それ故、幻の橋といわれています。
2022年6月27日 タウシュベツ川橋梁に到達した
ツアー一行はガイドさんの注意事項を受け45分間のフリータイム。
6月24日 北海道地方は低気圧の通過で大雨となり、
タウシュベツ川の水量も増し、
今回は川を渡ることが可能かどうか、
ガイドのKさんが川岸まで下りて行きました。

前回もオバ鉄はKさんに付いて行き川を渡ったので、
すかさず後を追いかけます。
ベテランのKさんは川を渡りながら足場を整えて下さり、
オバ鉄も何とか川を渡りました。
ガイドさんの指導を受けて川を渡ります

中州に残った切り株の大きいこと!!

オバ鉄は身長160cmありますが、
私の腰の位置くらいまでありました。
再び川を渡り対岸に着き斜面を登ります。
再び川を渡る

対岸にやってくる

斜面を登ります

糠平湖の方からパシャパシャと魚が跳ねる音がします。

ガイドさんによると鯉の産卵行動だそうで初めて見ました。

タウシュベツ川橋梁に近づくにつれ、
橋の崩落箇所が視界に入ってきます。
大きく側壁が剥がれ落ち鉄筋がむき出しになっていて痛々しい…。


動画もあります
↓
もしかするとアーチ橋として繋がっている姿を見られるのはこれが最後かもしれません。
帯広方面側の橋の袂まで来て集合場所へ戻ります。

ツアー参加者が全員戻って来たところへ、写真家の岩崎量示氏が現れました。
岩崎氏は埼玉県出身ですがタウシュベツ川橋梁に魅入られ
上士幌町糠平に移住、タウシュベツ川橋梁の写真を撮り続けています。
(オバ鉄は岩崎氏の写真集タウシュベツ川橋梁を購入した経緯があり、
ファンとして記念撮影をお願い致しました。)

またいつか必ずタウシュベツ川橋梁の美しい姿を見に来ます。
それまで風雪に耐えて頑張って下さい。
ツアー終了後オバ鉄夫婦はレンタカーで旭川駅に向かいます。
道すがら層雲峡の銀河・流星の滝の案内板を目にし、
滝フェチのダンナ様がどうしても立ち寄りたいと申すので
名瀑を見学しました。


旭川駅前のトヨタレンタカーのすぐ近くにあった
「らーめん山頭火」で旭川ラーメンをいただくことにします。
「しおらーめん」をオーダーしたんですが、
スープは白濁の豚骨スープでした。

ラーメンに小梅が添えられていて面白い味ですね。
オバ鉄夫婦は大人の休日?楽部パスで札幌、
函館と移動しはやぶさ18号で関東に帰りました。
函館ベイエリア

函館駅

はやぶさ18号

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大人の休日倶楽部パスで行く北海道 森のトロッコ鉄道
2023.03.28(14:04)
大人の休日倶楽部パスで行く北海道 森のトロッコ鉄道 (第780回)
2022年6月26日 中富良野町から約3時間半。
ようやく北海道の中央部に位置する上士幌町ぬかびら源泉郷に辿り着きました。
するとダンナ様が「森のトロッコ鉄道エコレール」に乗ってみたいと申し、
温泉街から国道273号を北へ4km進んだ
三の沢駐車場へ向かいました。
三の沢駐車場の北側の森の中にある
森のトロッコ鉄道エコレール。

このエコレールは旧国鉄士幌線の廃線跡を活用して
500mの木製軌道を敷設。
2014年からは鉄張りレールと鉄車輪を導入しています。
足こぎトロッコは1台大人3人乗り。
(1人で乗車は1,000円。2人で乗車は小学生以上650円)
↓

受付を済ませるとスタッフから足こぎトロッコの運転の仕方と、
折り返し地点での転車台操作のレクチャーを5分ほど受けます。

まずはスタッフからお手本を示して、次はダンナ様が1回練習。
まずはお手本を示す

ダンナ様練習

(かなり真剣です。)
さあ、それでは往復1km約20分間の森林鉄道の旅の始まりです。

往路は緩い下り坂。
森林浴気分で清々しい気分でしたね。

これで糠平湖やタウシュベツ川橋梁が見えれば最高だったんですけどね。
動画もあります
↓
折り返し地点が見えた

ダンナ様一人で方向転換

復路は上り坂でダンナ様大丈夫かな…
と心配しましたが、オバ鉄が軽かったので問題なかったそうです。
ダンナ様は転車台の操作が面白かったそうで
皆さんも近くにお越しの際は体験してみて下さい。
翌27日 早朝5時 宿泊した糠平館観光ホテルから歩いて5分の
糠平温泉文化ホールに参ります。

本日はNPOひがし大雪自然ガイドセンター主催の
早朝タウシュベツ橋ツアー2022に参加します。
オバ鉄は、早朝ツアー参加は今回で3回目。
ダンナ様に一度でいいからタウシュベツ川橋梁を間近で堪能してもらいたいと思い参加しました。
(余計なお世話だったかな…)
早朝ツアーは4月ー8月までは5時30分から7時15分までですが、
昨年は7月上旬に橋が水没してしまい、
このツアーはあくまでも水没するまでの期間限定です。
受付をして参加費大人4500円を支払い
レンタル長靴に履きかえます。
受付

服装は汚れてもよいものがベター。
特に女性はスカートよりもズボンの方がオススメです。
(オバ鉄は川底の泥を跳ね上げてしまい、
白いズボンに泥染みが付いてしまいました。
一張羅なのに悲しい…。くれぐれもご注意を!!)
受付の所に昭和57年6月7日 上士幌町糠平温泉で射止めた
ボス熊の足形が貼ってありました。

これから行くタウシュベツ川にもヒグマが出没します。
熊よけ鈴とスプレーと爆竹

5時30分 10人の参加者は2台のワゴン車に分かれ現地に向かいます。
国道273号を10kmほど北上し右に折れると
糠平三股林道入り口のゲートがあります。
糠平三股林道は2009年一般車両の通行が規制され、
林野庁十勝西部森林管理署東大雪支署の許可を得ないと通行できません。
まあゲートの脇を通れば自転車や徒歩での通行は可能ですが、
この一帯はヒグマ生息多発地帯なので危険を伴います。
実はこの糠平三股林道のゲートの鍵は
今年の4月から道の駅かみしほろで貸出しの対応を行うことになりました。
但し、貸出協力金1,000円を納入しなければいけません。
以前は東大雪支署に直接借りに行って
料金は無料だったんですけどね。
ゲートから約4kmほど走行すると駐車場(?)があり、
ワゴン車から降りてかつての旧国鉄士幌線路線跡を
約150mほど歩きます。

この道は倒木が多く、そのうえぬかるんでいて、
大変歩き辛く危険です。

道の出口付近には流木があり、
ガイドさんによると昨年はダム湖の満水状態が続き、
今年は特に流木が多いそうです。

森を抜けると突然景色が開け、
タウシュベツ川橋梁の姿が望めます。

今回は湖面に映る見事なめがね橋が見ることができました。

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